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特集 肛門良性疾患を極める—目で見る 多彩な病態へのアプローチ法
各論
直腸脱②
直腸脱に対する腹腔鏡下直腸後方固定術
Laparoscopic posterior rectopexy for rectal prolapse
升森 宏次
1
,
前田 耕太郎
1
,
花井 恒一
1
,
佐藤 美信
1
,
小出 欣和
1
,
松岡 宏
1
,
勝野 秀稔
1
Koji MASUMORI
1
1藤田保健衛生大学下部消化管外科
pp.192-199
発行日 2015年2月20日
Published Date 2015/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407210645
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【ポイント】
◆手技のポイントは以下の3点である.
◆助手に直腸を展開させ,岬角より切開し,腹膜を多く切除しない.肛門挙筋までしっかり剝離する.
◆下腹神経前筋膜と直腸固有筋膜との間の疎性結合織を切離し,下腹神経,骨盤内臓神経,骨盤神経叢を温存する.
◆直腸を牽引した状態でメッシュを腸管へ固定する.さらに腹膜を修復し,ダグラス窩の挙上再建をする.
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