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特集 肛門良性疾患を極める—目で見る 多彩な病態へのアプローチ法
各論
痔瘻・痔核・裂肛の診断と治療③
裂肛
Clinical managements for diagnosis and treatment of anal fissure
松尾 恵五
1
,
新井 健広
1
,
北山 大祐
1
,
岡田 滋
1
,
石川 健二
1
,
藤解 邦生
1
,
川西 輝貴
1
,
鵜瀞 条
1
,
望月 暁
1
,
辻仲 康伸
1
Keigo MATSUO
1
1東葛辻仲病院
pp.170-177
発行日 2015年2月20日
Published Date 2015/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407210641
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【ポイント】
◆急性期の治療は,便通を整え肛門衛生に留意した保存的な生活療法と,外用薬(痔疾軟膏薬,坐薬)を主体とした薬物療法を行う.
◆慢性化し疼痛が強度なもの,再発を繰り返し器質的な肛門狭窄をきたし排便障害がみられるものには手術的治療が必要となるが,手術は姑息的なものであり,合併症として便失禁を生じる危険性もある.
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