Japanese
English
特集 肛門を極める
診断と治療
直腸脱
Rectal prolapse
吉野 優
1
,
栗原 聰元
1
,
船橋 公彦
1
,
牛込 充則
1
,
金子 奉暁
1
,
鏡 哲
1
,
甲田 貴丸
1
,
長嶋 康雄
1
,
吉田 公彦
1
,
三浦 康之
1
Yu YOSHINO
1
1東邦大学医療センター大森病院消化器センター外科
pp.731-737
発行日 2019年6月20日
Published Date 2019/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407212506
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【ポイント】
◆直腸脱は,脱出による出血や疼痛,便失禁などの症状により患者のQOLを著しく低下させるが,適切な治療をすることによってQOLを大きく改善させることが可能である.
◆手術が唯一の治療法で,アプローチ法により経会陰手術と経腹手術に大別される.
◆根治性は経腹手術で優れるが,高齢が背景にあることから合併症の発生率が高くなるため,耐術能を含めた術式選択が重要となる.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2022年6月末まで)。
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