胆道手術の要点—血管処理からみた術式の展開・2
胆嚢摘出術の要点と胆管損傷時の対処法
加藤 紘之
1
,
下沢 英二
1
,
児嶋 哲文
1
,
田辺 達三
1
1北海道大学医学部第2外科
pp.1917-1919
発行日 1989年12月20日
Published Date 1989/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407210587
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はじめに
胆嚢摘出術は比較的容易と考えられる手術であるが,反面,最少の皮膚切開,手術時間の制約,慣れと不注意,解剖学的変異などのため思わぬ損傷も起こり得る.したがって局所解剖の理解を深め,血管・胆管の変異に十分な注意を注ぐ必要がある.また胆管損傷時の早期の対処法が患者の運命を大きく左右することになる.
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