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特集 多発外傷—初療60分
多発外傷における治療上の問題点—四肢損傷
Injury of extremities
水口 守
1
Mamoru MIZUGUCHI
1
1札幌医科大学附属病院救急集中治療部
pp.1191-1196
発行日 1988年7月20日
Published Date 1988/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407210126
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多発外傷における四肢損傷の治療は,最初に損傷部位の緊急度と重症度を判定してから多発外傷の一環として考慮することが大切である.全身状態の治療のみに専念しすぎると四肢損傷の治療がおろそかになって,手術時間が遅れたりしてとりかえしのつかない後遺症を残すことになる.したがって,多発外傷であっても全身状態が許す限りできるだけ受傷時積極的に四肢損傷の治療を施行することが望ましい.
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