Japanese
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特集 多発外傷—初療60分
多発外傷における治療上の問題点—骨盤部外傷
Management of severe pelvic injuries
田伏 久之
1
,
向仲 真蔵
1
,
上野 憲司
1
,
中土 保
1
,
安田 之彦
1
,
小沢 幸人
1
,
川嶋 隆久
1
,
甲斐 達朗
1
Hisayuki TABUSE
1
1大阪府立千里救命救急センター
pp.1185-1190
発行日 1988年7月20日
Published Date 1988/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407210125
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強大な外力によって発生する骨盤部外傷では,多発外傷としての他部位損傷の診断,大量後腹膜出血の制御,骨盤腔内臓器(尿路,直腸・S状結腸)損傷の確認,を常に念頭におき治療にあたらねばならない.このためには,ショック治療,損傷各部位の画像診断,内腸骨動脈塞栓術など系統的な診断・治療を救急初療より開始する必要がある.
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