Japanese
English
臨床報告
Tracheobronchopathia osteoplasticaの1例
A case of Tracheobronchopathia osteoplastica
宮澤 秀樹
1
,
能登 啓文
1
,
中川 禎二
1
,
戸島 雅弘
1
,
西谷 泰
1
,
藤村 光夫
1
Hideki MIYAZAWA
1
1富山県立中央病院呼吸器循環器科
pp.681-685
発行日 1988年5月20日
Published Date 1988/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407209996
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はじめに
Tracheobronchopathia osteoplastica(以下本症)は,気管及び比較的大きな気管支の粘膜下組織に,異所性の骨組織を形成し,気道内腔に多発性の結節性隆起性病変をきたす非常に稀な疾患である.最近,気管支ファイバー施行例の増加にともない本症の臨床報告例が増えつつある.
今回,我々は全身麻酔挿管時に偶然発見された1例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.
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