Japanese
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特集 外科診療における酸塩基平衡の異常
診断と治療の実際—代謝性の異常
Metabolic acid-base disturbances; Diagnosis and their treatment
大村 昭人
1
Akito OHMURA
1
1帝京大学附属溝口病院麻酔科
pp.459-465
発行日 1988年4月20日
Published Date 1988/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407209964
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外科診療では手術の対象となる疾患自身により,あるいは呼吸器,循環器の合併症により,さらに麻酔,手術という大きな侵襲が加わることにより,比較的急激な酸塩基平衡の異常を呈し易い.これに対する迅速な診断と治療が患者の予後に大きく影響することはいうまでもない.本稿では外科診療で特に周手術期に良くみられる代謝性の異常について,見なれないノモグラム等を用いないで,血液ガスの結果のみから診断,治療することに重点をおいて解説した.
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