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特集 癌術後follow upと再発時の対策
胆道癌
Strategy for follow up of bile duct cancer after surgery
小山 研二
1
,
田中 淳一
1
,
嘉藤 茂
1
,
佐藤 泰彦
1
,
古岡 浩
1
,
佐藤 敬文
1
Kenij KOYAMA
1
1秋田大学医学部第1外科
pp.1535-1538
発行日 1987年9月20日
Published Date 1987/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407209822
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はじめに
胆道癌の手術成績は診断技術の進歩,術前術後管理の改善に伴い,徐々に向上している.しかし,5年以上長期生存例の多くはいわゆる早期胆道癌によつて占められており,Stage II, IIIに対する治療法の確立が急務である.これら症例では肉眼的に治癒切除と判定されても組織学的に非治癒であることが多く,術後早期に再発する場合が少なくない.そこで適切な補助療法と厳重な術後fo-llow upおよび再発時の対策が極めて重要であり,本稿ではこれらの点について胆道癌切除例を中心に述べてみたい.
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