Japanese
English
臨床報告
3重複癌術後10年を経て発症した横行結腸癌の1例
A case of transverse colon cancer, develop-ment at ten years after postoperative of triple cancer
和田 浩一
1
,
和田 孝次
1
,
辻 秀男
2
Koichi WADA
1
,
Koji WADA
1
,
Hideo THUJI
2
1和田病院
2九州大学生体防御医学研究所外科
pp.101-104
発行日 1987年1月20日
Published Date 1987/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407209619
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はじめに
悪性腫瘍に対する診断技術の進歩及び治療成績の向上,さらに平均寿命の延長に伴い重複癌症例は増加傾向を示しているが,4重複癌症例は今だ少ない.今回私共は,他院で同時性及び異時性3重複癌の根治術を受けた後,10年を経て発症した横行結腸癌の1例を経験したので若干の文献的考察を加えて報告する.
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