Japanese
English
特集 胃癌手術の限界と合理化
早期胃癌における検討—リンパ節郭清の合理化
Rational dissection of regional lymph nodes for early gastric cancer
榊原 宣
1
,
小川 健治
1
,
矢川 裕一
1
Noburu SAKAKIBARA
1
,
Kenji OGAWA
1
,
Hirokazu YAGAWA
1
1東京女子医科大学第二病院外科
pp.1501-1506
発行日 1986年10月20日
Published Date 1986/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407209547
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
早期胃癌所属リンパ節を病理組織学的,腫瘍免疫学的に検索した,われわれは,その成績に基づいた合理的な早期胃癌のリンパ節郭清手術として,第1群リンパ節はすべて郭清,第2群リンパ節は左胃動脈幹リンパ節を中心として,総肝動脈幹リンパ節,脾動脈幹リンパ節,腹腔動脈周囲リンパ節などを一塊にして郭清する方法を行つている.さらに,第3群リンパ節はとくに胃中,下部癌について,肝・十二指腸間膜内リンパ節の一部を郭清している.
Copyright © 1986, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.