Japanese
English
特集 食道静脈瘤硬化療法—その適応と手技上のポイント
硬化療法の実際—テクニックとそのコツ
Practice of endoscopic sclerotherapy for eso-phageal varices:its technique and knack
萩原 優
1
,
猪狩 次郎
1
,
栗原 肇
1
,
佐藤 泰治
1
,
酒井 昌博
1
,
田中 房子
1
,
得平 卓彦
1
,
丸山 雄二
1
,
渡辺 弘
1
,
柳川 忠二
2
Masaru HAGIWARA
1
1聖マリアンナ医科大学第1外科
2聖マリアンナ医科大学薬剤部
pp.1403-1408
発行日 1986年9月20日
Published Date 1986/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407209528
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われわれは食道静脈瘤に対する内視鏡的硬化療法を1979年よりParavasal法を主体に開始したが,緊急出血例にも対処できるように1984年からはIntravasal法で行つている.
対象症例は,治療の必要がありながら手術が出来ない症例,または術後再発症例としている.
手技での特徴は,(ⅰ) EOPと呼んでいる硬化剤を独自で工夫し,人血漿トロンビンも併用している,(ⅱ)穿刺針は25Gの細いテフロン針を特注して用いている点にある.
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