Japanese
English
臨床報告
脾過誤腫の1例
A case of the splenic hamartoma
中川 俊一
1,2
,
西井 三徳
1,2
,
北村 純
1,2
,
子日 光雄
1,2
,
池田 弘徳
1,2
,
田辺 賀啓
1,2
Shunichi NAKAGAWA
1,2
1尾鷲総合病院外科
2現,三重大学第1外科
pp.505-508
発行日 1986年4月20日
Published Date 1986/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407209304
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
はじめに
脾原発良性腫瘍は稀な疾患であり,特に過誤腫は早期の臨床症状に乏しく偶然の機会に見いだされたり,剖検によつて発見されることがほとんどである.われわれは,上腹部痛を呈する患者に腹部超音波検査を施行して発見された脾腫瘍に対しCT,血管造影などを施行し,手術にて過誤腫と診断し得た症例を経験したので文献的考察を加えて報告する.
Copyright © 1986, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.