Topics 【最終回】
NMR imaging(MRI)の臨床応用
宮川 昭平
1
,
眞野 勇
2
,
吉田 英夫
2
,
五島 仁士
2
1東芝中央病院外科
2東芝中央病院放射線科
pp.463-467
発行日 1986年4月20日
Published Date 1986/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407209296
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後腹膜,骨盤部のMRI
1.腎
腎は周囲を脂肪で包まれ各方向の断層面で描出され(図1,2),かつ腎門部から下大静脈にかけての血管も描出され,腎癌などでみられる下大静脈腫瘍塞栓も認識し得る(図3).腎の内部構造や占拠性病変の境界は,期待されたほどには描出されない.水腎症と嚢胞の識別などもX線CTに一歩をゆずる.
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