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特集 Borrmann 4型胃癌—私の治療
Borrmann 4型胃癌の集学的治療—私のプロトコール—手術+免疫・化学療法
Multidisciplinary treatment for Borrmann 4 typed gastric cancer
峠 哲哉
1
,
弘野 正司
1
,
野宗 義博
1
,
新本 稔
1
,
服部 孝雄
1
Tetsuya TOGE
1
1広島大学原医研外科
pp.201-204
発行日 1986年2月20日
Published Date 1986/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407209252
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Borrmann 4型胃がんについて,予後,術後免疫化学療法,制がん剤感受性について,他のがん型と比較検討すると,Borrmann 4型胃がんにおいても,MMC,PSK,FT−207併用による術後補助免疫化学療法の有用性が示された.Borrmann 4型胃がんは制がん剤に対する感受性も低く,治療の困難性がうかがわれるが,進展形成あるいは免疫学的背景を考慮して,血漿交換療法などの積極的な治療の導入も必要であろう.
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