Japanese
English
臨床研究
食道癌上縦隔転移のCT診断—治療方針決定上の意義
Computerized tomographic evaluation of upper mediastinal lymph node metastasis from esophageal carcimoma:For decision of the rapeutics
松原 敏樹
1
,
木下 巌
1
,
中川 健
1
,
大橋 一郎
1
,
堀 雅晴
1
,
梶谷 鐶
1
,
金田 浩一
2
,
加藤 洋
3
Toshiki MATSUBARA
1
1癌研付属病院外科
2癌研付属病院放射線科
3癌研付属病院病理
pp.111-117
発行日 1985年1月20日
Published Date 1985/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407208920
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はじめに
左右反回神経沿線の傍気管領域は食道癌の転移および再発の好発部位1-3)であり,手術時の転移の有無によつてその予後は大きく異なる.食道癌の手術および合併療法の方針を立てるために,CTによって上縦隔の状況を把握することは極めて重要である.食道癌切除例,再発例,リンパ系高度進展例のCT像より,CTによる転移診断能及び食道癌の上縦隔リンパ系進展様式を検討した.
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