Japanese
English
臨床研究
胃癌の術前Stage診断—超音波断層法及び血管造影法を併用して
Preoperative staging of gastric cancer using ultrasonography and angiography
竹中 温
1
,
本田 光世
1
,
下間 正隆
1
,
藤井 宏二
1
,
高橋 滋
1
,
泉 浩
1
,
加藤 元一
1
,
田内 逸人
1
,
沢井 清司
1
,
徳田 一
1
,
大村 誠
2
,
三上 正嗣
3
Atsushi TAKENAKA
1
1京都第2赤十字病院外科
2京都第2赤十字病院放射線科
3京都第2赤十字病院超音波室
pp.119-125
発行日 1985年1月20日
Published Date 1985/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407208921
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はじめに
術前に胃癌の拡がりを把握することは,根治手術の可否あるいは手術々式の決定に際して極めて重要であると思われる.近年,画像診断の発達により,超音波断層法(以下US),血管造影及びCTを用いて,胃癌の壁深達度,肝転移,リンパ節転移及び腹膜播種の術前診断に関する報告がなされつつある.今回われわれはUSと血管造影を併用することにより胃癌進行度を術前にどの程度推定できるかを検討し,若干の知見を得たので報告する.
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