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文献抄録
術後嫌気性菌感染症に対するMetronidazole予防投与
Metronidazole in the prevention of anaerobic infection
柵瀨 信太郎
1
,
西尾 剛毅
1
1聖路加国際病院外科
pp.499
発行日 1983年4月20日
Published Date 1983/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407208285
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近年消化管,婦人科領域での手術後合併症としてBacteroides,Fusobacterium,嫌気性球菌などの嫌気性菌による術後感染症が注目をあびている.これに対し新しい抗生物質が開発,使用されているが,20年来婦人科領域にてトリコモナス腟炎の治療に用いられてきたMetronidazole(Fragyl)が条件嫌気性菌を除くほとんどの嫌気性菌に対して強い殺菌力を持ち,かつ副作用も少ないことにより嫌気性菌感染症に対して広く使用されるようになった.
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