カラーグラフ 臨床外科病理シリーズ・4
早期胃癌—微小Ⅱc
廣田 映五
1
,
北村 徳治
1
,
板橋 正幸
1
,
北岡 久三
2
,
小黒 八七郎
3
1国立がんセンター病理
2国立がんセンター外科
3国立がんセンター内科
pp.452-453
発行日 1983年4月20日
Published Date 1983/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407208278
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症例(0-22358),61歳,男,自覚症状は特になかつたが,約1年前に区の健康診断を受診した際に潰瘍ないしはその瘢痕のあることが指摘された.当院放射線診断部によるX線検査,さらに内科にて内視鏡,胃生検の病理組織検査等が施行され,幽門部前壁大彎寄りの微小Ⅱcと診断された.その後,当院外科に入院し,胃幽門側部分切除とR2リンパ節郭清術が施行された.
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