総説
嫌気性菌感染症
鈴木 祥一郎
1
,
二宮 敬宇
1
1岐阜大・微生物学
pp.826-831
発行日 1972年8月15日
Published Date 1972/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542907703
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無芽胞嫌気性菌が人体の常在菌としても,また病原菌としても,重要であることがしだいに認められてきた.しかし,現在の嫌気性菌の研究は,好気性菌に比べいろいろの点で遅れている.すなわち,分類,同定法,病原性,薬剤感受性テストなどにつき,統一された見解が必要で,その完成が待たれる.
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