Japanese
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外科医の工夫
経腰的大動脈造影法における合併症軽減の工夫—側孔針の使用と超音波誘導下穿刺法について
Prevention of complications in translumbar aortography: blind-end needle with two side openings and echo-guided puncture
藤原 等
1
,
松永 裕司
1
,
十九浦 敏男
1
,
岩井 武尚
2
,
紺野 進
3
,
鈴木 宗治
4
Hitoshi FUJIWARA
1
1東京都立墨東病院心臓血管外科
2東京医科歯科大学第1外科
3東京都立広尾病院心臓血管外科
4東京医科歯科大学放射線科
pp.969-975
発行日 1982年6月20日
Published Date 1982/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407208062
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はじめに
腹部大動脈以下の血管病変の描出には,今日,主としてそけい部から行うSeldinger法と,経腰的大動脈造影法(Translumbar aortography,以下TLA)があることは良く知られている.われわれはSeldinger法に次いで第二選択としてTLAを採用してきたが,合併症の検討からその安全性を高めるために2点を工夫したので報告する.
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