特集 外科外来マニュアル
私の治療
各論—頭頸部
甲状腺針生検法
鳥屋 城男
1
1都立大久保病院外科
pp.660-661
発行日 1982年5月20日
Published Date 1982/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407207973
- 有料閲覧
- 文献概要
□概説
甲状腺の生検にはVim-Silverman穿刺針を用いる針生検や切開生検で組織診で行うものと,細い針を用いて細胞診を行う穿刺吸引細胞診とがある.穿刺吸引細胞診は安全かつ簡単に実施でき,結果も直ちに分かり疑わしい時は繰り返し行うことが可能であり,診断率の向上と相俟つて,最近,急速に普及してきた検査法の一つで,その臨床的有用性が高く評価されつつある.
Copyright © 1982, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.