特集 外科外来マニュアル
私の治療
各論—頭頸部
眼内異物
井上 治郎
1
1井上眼科病院
pp.621
発行日 1982年5月20日
Published Date 1982/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407207954
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□概説
顔面に外傷を受け,流涙,結膜充血,浮腫,羞明,開瞼不能,視力低下などの症状があり,外傷の状況から眼球内異物が疑わしい時にはX線写真撮影をするべきである.そして異物の影を発見した場合には,眼科医の精密検査を受けるべきである.
また臨床上ふつう見られるのは眼球表面の異物で,その症状,処置,注意すべき点についてものべた.
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