Japanese
English
臨床研究
各種胃手術術式と胃内容排出能の検討
Studies on gastric emptying-time after various types of gasric surgery
長堀 順二
1
,
榊原 幸雄
1
,
江里口 健次郎
1
Junji NAGAHORI
1
,
Yukio SAKAKIHARA
1
,
Kenjiro ERIGUCHI
1
1愛媛県立中央病院消化器外科
pp.899-904
発行日 1980年6月20日
Published Date 1980/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407207459
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はじめに
胃手術後にみられる胃部膨満感,もたれ,嘔気,嘔吐などの各種の愁訴は胃内容排出能に関与する場合が多く,このことは手術術式とも密接な関係を有するものである.
このような術後消化器症状の発現と術式の関係を追及する目的で,われわれは従来よりアイソトープ法によるgastric emptying-timeの測定を試みてきた1).そこで,われわれの行なつているGastric Emptying Test (以下,GEと略す)の方法や胃内容排出線に対する解析ならびに消化性潰瘍を中心とした各種の胃手術術式と胃内容排出能の関係についての成績を報告する.
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