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特集 肝胆膵術後合併症—どう防ぐ? どう対処する?
胆道・膵臓外科
胃内容停滞,吻合部狭窄,吻合部潰瘍
Delayed gastric emptying, anastomotic stenosis and ulcer
吉田 寛
1
,
吉岡 正人
1
,
松下 晃
1
Hiroshi YOSHIDA
1
1日本医科大学消化器外科
キーワード:
胃内容停滞
,
吻合部狭窄
,
吻合部潰瘍
Keyword:
胃内容停滞
,
吻合部狭窄
,
吻合部潰瘍
pp.307-309
発行日 2022年3月20日
Published Date 2022/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407213649
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【ポイント】
◆胃内容停滞:胃十二指腸の偏位・運動障害などで胃内容停滞が出現する.大網固定法や薬物療法にて治療する.
◆吻合部狭窄:縫合不全や血流障害にて出現し,特に胆管空腸吻合部狭窄の治療は難渋する.
◆吻合部潰瘍:頻度は低くなったが,時にみられる合併症である.禁食にして抗潰瘍薬,粘膜保護薬の投与で対応する.
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