Japanese
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特集 遺残胆石
胆道造影と遺残胆石
Cholangiography and residual stones
羽生 富士夫
1
,
中村 光司
1
,
高田 忠敬
1
,
福島 靖彦
1
,
今泉 俊秀
1
,
原 俊明
1
,
金山 成保
1
,
佐藤 裕一
1
Fujio HANYU
1
1東京女子医科大学消化器病センター外科
pp.27-32
発行日 1980年1月20日
Published Date 1980/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407207350
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はじめに
近年ERCP,PTC等の胆道検査法の進歩に伴い,術前に胆道系の解剖学的形態や結石の存在などの診断能が著しく向上してきた.しかし総胆管結石症,肝内結石症に対する遺残結石を根絶するためには,なお術中の胆道造影は欠かせられない検査法である.しかしながら緊急手術や術中の全身状態の変化などで十分に胆道の精査ができない場合も少なくない.この様な症例に対しては術後の胆道造影などの精査法にゆだねざるを得ない場合もあり,術中だけでなく術後の胆道造影法についても一言触れておく.
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