特集 腹部外科の臨床
研究と報告
遺残ガーゼによる胆石再発の1治験例
杉本 雄三
1
,
古家 正年
1
,
宇都宮 綱夫
2
1大和高田市民病院外科
2大和高田市民病院内科
pp.1235-1236
発行日 1965年9月20日
Published Date 1965/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407203745
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われわれは胆石症で胆嚢別出後一時は健康であつたが,間もなく複雑な経過を辿つて再発した患者に再手術を施行した処,遺残ガーゼ片を囲んで多数の結石を胆道周囲および総胆管内に発見してこれを摘出し,幸い治癒せしめたので報告する.
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