Japanese
English
特集 T-tubeと胆道鏡
術後胆道鏡の実際
Practice of postoperative choledochoscopy
後町 浩二
1
,
平塚 秀雄
1
Kohji GOCHO
1
,
Hideo HIRATSUKA
1
1平塚胃腸病院外科
pp.863-867
発行日 1978年6月20日
Published Date 1978/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407206972
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はじめに
胆管結石症においては一回の手術で全ての結石を除去することが理想的であることはいうまでもない.しかし,総胆管結石症では全ての結石を除去しえたと思つても,ときには術後T-tube造影で結石陰影を認めることもあり,また肝内結石症ではいかなる手術手技を用いても全ての結石を除去するのはきわめて困難なことである.
そこでわれわれは術後胆道鏡検査法を開発し胆道遺残結石の除去を行ない1)好結果を得ているので,その手技および本法が有効であつた症例を紹介する.
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