Japanese
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特集 T-tubeと胆道鏡
術中胆道鏡の実際
Practice of operative coledochoscopy
新井 健之
1
Takeyuki ARAI
1
1川崎市立川崎病院外科
pp.857-862
発行日 1978年6月20日
Published Date 1978/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407206971
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はじめに
近年,術中胆道内精査法の発達普及はめざましく特に胆道造影法はいろいろと工夫され,その普及も著しい.胆道内視鏡も胆道内圧測定法と共に急速に普及しつつあるが胆汁汚染の危険性や操作の面倒な事等を考えて未だ行なつていない施設も多い.
私は1968年より術中胆道検査として胆道内視をとり入れ,はじめはACMI製胆道鏡を使用し,1971年より国産の胆道鏡の開発に努力してきた.現在までに前者で60例,後者で約120例合計約180例の術中胆道内視を行なつてきたのでここに術中胆道鏡の実際面を記述してこれから術中胆道内視を行なおうとされる方々の参考に供したいと考える.
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