Japanese
English
特集 上部消化管大量出血
上部消化管出血源の探索—X線検査
X-ray examination of upper gastrointestinal bleeding
白壁 彦夫
1
,
池延 東男
1
,
有山 襄
1
,
高木 直行
1
,
大橋 計彦
1
,
白田 一誠
1
,
早川 尚男
1
Hikoo SHIRAKABE
1
1順天堂大学医学部消化器内科
pp.961-964
発行日 1977年8月20日
Published Date 1977/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407206783
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はじめに
上部消化管出血に対する緊急X線検査は,1937年Hampton1)以来,評価されている.内視鏡検査も1952年Palmer2)ら,1956年Jones3)らが出血源を直視下に確診した報告をしてから多くの報告がある.
今までに,X線検査がよい4),内視鏡検査がよい5,6),とに分れた論があるが,今のところ,内視鏡を第1に,という人が多い.われわれはX線がよいという小数派に属する.
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