Japanese
English
臨床報告
巨大脾動脈瘤の1手術治験例
A case report of a giant aneurysm of the splenic artery
稲田 洋
1
,
山本 省吾
1
,
吉津 博
1
,
島 伸吾
1
,
中西 泉
1
,
竹中 能文
1
,
川田 光三
1
,
甲田 英一
2
,
毛利 誠
2
Hiroshi INADA
1
1慶応義塾大学医学部外科学教室
2慶応義塾大学放射線診断部
pp.1101-1104
発行日 1976年8月20日
Published Date 1976/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407206576
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はじめに
脾動脈瘤は従来稀な疾患とされていたが,最近診断技術も進歩し,報告例も増加している.われわれはfibro-muscular dysplasiaが主因と推定される.腹腔動脈分岐部近くにおよぶ巨大な脾動脈瘤に対し,その血行遮断方法および手術手技に改良を加え,根治手術に成功したので報告する.
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