Japanese
English
臨床研究
超音波検査による原発性肝癌の早期診断
Ultrasonic scanning in the early diagnosis of hepatoma
由里 樹生
1
,
秋本 伸
1
,
済陽 高穂
1
,
糟谷 忍
1
,
吉田 経雄
1
,
高崎 健
1
,
武藤 晴臣
1
,
浜野 恭一
1
,
小林 誠一郎
1
,
奈良 成子
2
,
田宮 誠
2
,
久満 董樹
2
,
林 直諒
2
,
小幡 裕
2
Tatsuo YURI
1
1東京女子医科大学消化器病センター外科
2東京女子医科大学消化器病センター内科
pp.913-917
発行日 1976年7月20日
Published Date 1976/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407206548
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はじめに
肝癌の診断には,生化学検査(α-fetoprotein値:以下AFPと略す),肝シンチグラフィー,血管造影等種種の方法があるが,原発性の小肝癌を発見することは未だ困難であると言つてよい.
われわれは,超音波検査法により原発性肝癌の早期診断に関して検討しているが,現在までに4例の早期と思われる小肝癌を描出し得て,血管造影,手術などにより確認したので,その症例を呈示し,若干の考察を加えて報告する.
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