カラーグラフ 消化器内視鏡シリーズ・6
小児内視鏡
石田 治雄
1
,
守屋 荒夫
1
,
難波 貞夫
1
,
井上 迪彦
1
1都立清瀬小児病院 外科
pp.10-11
発行日 1976年1月20日
Published Date 1976/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407206411
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最近乳幼児を対象とした小児用内視鏡の開発が進められ,食道,胃,大腸用などが市販されるようになつた.小児内視鏡検査の特徴の一つは麻酔であるといえる.小児は検査に非協力的であり,送気による腹満や食道内に挿入した内視鏡による気道圧迫などで容易に呼吸障害を起こし,また胃内容の逆流を誤飲する危険性もあるので,気管内挿管による全身麻酔を原則としている.
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