Japanese
English
臨床研究
肝内胆石症の治療上の問題点—特に予後を左右する因子の検討
Some problems in the treatment of intrahepatic gallstones
成末 允勇
1
,
岡島 邦雄
1
,
戸谷 拓二
1
,
藤井 康宏
1
,
曾我部 興一
1
,
荒木 京二郎
1
Mitsuo NARUSUE
1
1岡山大学医学部第1外科
pp.1279-1285
発行日 1975年10月20日
Published Date 1975/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407206354
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はじめに
近年経皮経肝胆道造影をはじめとする直接胆道造影や胆道鏡の進歩などにより,胆石症の診断および治療成績は向上してきたが,肝内胆石症は,その成因の解明,治療法の確立など現在なお多くの問題を残している.再手術例も多く,その難治性という点で,胆道外科の最後に残された課題の1つともいえよう.
本稿では,自験例を中心に主として治療法の反省,およびわれわれの見解について述べたい.
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