Japanese
English
臨床研究
直接胆道造影所見の検討—胆管像読影上の問題点を中心に
Analytical investigations of roentgenological findings of direct cholangiography
岡島 邦雄
1
,
山本 泰久
1
,
藤井 康宏
1
,
成末 允勇
1
,
中川 潤
1
,
作野 和人
1
,
井上 真
1
Kunio OKAJIMA
1
1岡山大学医学部第1外科
pp.1147-1156
発行日 1974年10月20日
Published Date 1974/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407206121
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はじめに
経皮経肝胆道造影をはじめとする直接胆道造影は,そのすばらしい造影能により肝・胆道・膵疾患の診断,治療方針の決定,治療効果の判定などに欠くことのできないものとなつている.しかし,なお少数例ではあるが,有石例と無石例とで類似の胆管像を認めたり,良性胆道疾患と悪性胆道疾患の鑑別に困難を感じる症例がある.先に,われわれは経皮的胆道造影の手技上の問題点について報告したが,今回は胆管像読影上,問題点のあつた症例を中心に報告する.
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