Japanese
English
特集 縫合法—反省と再検討
神経縫合法
Microneurorrhaphy
広谷 速人
1
Hayato HIROTANI
1
1京都大学医学部整形外科
pp.1121-1124
発行日 1975年9月20日
Published Date 1975/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407206329
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はじめに
末梢神経損傷の修復に際して,その断端を接合させて縫合することは,古く19世紀以来広く用いられてきたところであるが,その縫合成績は必ずしも満足すべきものではなかつた.
神経縫合術の成績に関与する諸要因は第1図に示すように多数あげられるが,これらは末梢神経損傷自体に関係したものであつて,末梢神経の解剖あるいは損傷に対する反応から,容易に理解できるところである.
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