Japanese
English
臨床研究
高カロリー輸液の実際—とくに鎖骨下静脈穿刺法およびその合併症について
Experiences of hyperalimentation:subclavian venipuncture and its complication
奥野 匡宥
1
,
長山 正義
1
,
中尾 昭治
1
,
笠井 孝洋
1
,
紙野 建人
1
,
梅山 馨
1
Masahiro OKUNO
1
1大阪市立大学医学部第1外科
pp.723-727
発行日 1975年6月20日
Published Date 1975/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407206263
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はじめに
Dudrick & Wilmore1)らの報告以来,高カロリー輸液法の有効性が広く認められ,次第にその恩恵を受ける症例も増加しつつある.反面この輸液法を行なうに際して,種々の合併症の危険を伴い,その実施には細心の注意がはらわれねばならない.われわれは,1973年4月以来鎖骨下静脈穿刺により,上大静脈にカテーテルを留置し,高カロリー輸液を行なつているが,その概略を述べるとともに,とくに手技に関する合併症について検討した.
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