臨時増刊特集 図解 診療基本手技
Ⅳ 診療手技
A 注射法と輸血・輸液
58.高カロリー輸液
碓井 貞仁
1
1千葉大学医学部・第2外科
pp.2410-2413
発行日 1986年12月15日
Published Date 1986/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402220717
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高カロリー輸液法(intravenous hyperalimentation;IVH)は,上大静脈内にカテーテルを挿入留置し,高濃度糖,アミノ酸をはじめ,電解質,ビタミン,ミネラルなど生体に必要な栄養成分を持続的に投与する栄養法である.IVHは本邦に導入されて以来,栄養成分を確実に投与でき,治療効果がきわめて優れていることから急速に普及した.消化器外科領域ではとくに不可欠の治療手段となっており,手技の修得は必須といってもよい.
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