Japanese
English
臨床研究
胃切除術後の牛乳不耐症と血清Ca濃度について
Serum Ca concentration in patients with postgastrectomy milkintolerance
小山 真
1
,
佐藤 厳
1
,
福田 稔
1
,
畠山 勝義
1
,
武藤 輝一
1
Makoto KOYAMA
1
1新潟大学医学部第1外科
pp.647-650
発行日 1974年5月20日
Published Date 1974/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407206037
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はじめに
1914年のSarasin1)による胃切除後の骨軟化症例の報告以来同様な症例の記載は多く,Thompsonら2)は最近,欧米における骨軟化症の原因の第1位は胃切除であるとまで極言しているほどである.
一方,わが国では1957年池田ら3)が胃全剔後の骨変化につき述べているが,われわれの教室の堺4),庭山5)の広範胃切除後の骨軟化症の第1例の報告までほとんどその方面の報告はみられない.
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