Japanese
English
臨床研究
経中心静脈栄養法の臨床経験と問題点
Clinical evaluation and problems of hyperalimentation in the management of critically ill surgical patients
真島 吉也
1
,
樋口 道雄
1
,
宮司 勝
1
,
青木 靖雄
1
,
足立 英雄
1
,
田代 亜彦
1
,
滝沢 淳
1
,
大野 一英
1
,
山森 秀夫
1
,
綿貫 重雄
1
Yoshiya MASHIMA
1
1千葉大学医学部第1外科
pp.651-657
発行日 1974年5月20日
Published Date 1974/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407206038
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はじめに
経消化管栄養投与不能例の術前後の管理にあたつて,経中心静脈栄養法(Intravenous Hyperalimentation1))の治療的意義は大きい.1971年以来当科においては主として重症外科患者を対象にDudrickらの方法に準じた経中心静脈栄養法2)を施行し,1973年10月までに当科内で66例,他関連病院34例の合計100例に達した.このうちには小児例7例を含むが,今回は成人例に対してわれわれの経験に基づいた経中心静脈栄養法の実際,臨床成績,施行上の問題点について検討を加えたので報告する.
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