Japanese
English
臨床研究
腎不全と手術—手術患者の管理を中心として
Operation for the patient in renal failure
平澤 博之
1
,
小高 通夫
1
,
嶋田 俊恒
1
,
原 壮
1
,
野村 庸一
1
,
三井 静
1
,
沼野 健
1
,
相馬 光弘
1
,
渡辺 義二
1
,
小林 弘文
1
,
佐藤 博
1
Hiroyuki HIRASAWA
1
1千葉大学医学部第2外科
pp.377-382
発行日 1974年3月20日
Published Date 1974/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407205996
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はじめに
透析療法の発達により末期腎不全患者も延命し,社会復帰できるようになつてきた.それに伴い腎不全患者に対する手術も次第にその数を増している.腎不全患者は慢性透析で維持されている場合もふくめて種々の特異点を有しているので,これらの患者への術前,術中,術後管理もまた特別の注意が必要となつてくる.
以下われわれが手術をした慢性および急性腎不全患者を中心に,麻酔,透析療法もふくめて,手術患者の管理について概略を述べてみたい.
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