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特集 術後ドレナージの実際
術後ドレナージについて
Postoperative drainage
槇 哲夫
1,2
Tetsuo MAKI
1,2
1東北大学
2東北労災病院
pp.455-456
発行日 1973年4月20日
Published Date 1973/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407205776
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このたび,編集子が「術後ドレナージの実際」についての特集号を企画したことは誠に時宜に適したものと思う,外科領域全般についてみても,日常の診療に際し,ドレナージを心にとめないですむ日は1日もなかろう.それほどドレナージは手術や創傷治療と密接な関係にあるわけである.しかし,ドレナージそのものは簡単な操作であるだけに,聞きずてに,あるいは惰性的にこれを用いている人が存外多いものと思う.この辺で,それぞれの領域の専門大家に,ドレナージの意義や実際についての記述をお願いし,それと対比しつつ,もう一度自分のやり方,考え方を反省してみることは,初心者はもとより,経験ある実地医家の方々にとつても是非必要と思うわけである.
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