特集 肝胆膵外科手術における術前・術後ドレナージ
胆管切除を伴う肝切除術後ドレナージ
深見 保之
1
,
大澤 高陽
1
,
齊藤 卓也
1
,
小松 俊一郎
1
,
金子 健一朗
1
,
佐野 力
1
1愛知医科大学消化器外科
キーワード:
胆道癌
,
肝切除
,
ドレーン
Keyword:
胆道癌
,
肝切除
,
ドレーン
pp.253-257
発行日 2022年3月15日
Published Date 2022/3/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000002653
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胆管切除を伴わない肝切除においては,腹腔ドレーンを留置しないほうが術後合併症を起こしにくいと報告されている1)。一方,胆道癌などで行われる胆管切除を伴う肝切除は,手技が複雑で長時間手術となり感染胆汁による汚染に伴い術後感染性合併症も高率となるため,腹腔ドレーン留置は必須である。
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