今月の主題 緊急時に画像診断を使いこなす
救急処置後の画像診断
胸腔ドレナージ
奈良 理
1
,
浅井 康文
1
1札幌医科大学高度救命救急センター
pp.596-600
発行日 2003年4月10日
Published Date 2003/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402102586
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ポイント
・緊急時の気胸や血胸(胸水)の仰臥位正面胸部単純X線写真の特徴を理解する.
・胸腔ドレナージ施行後は,直ちに胸部単純X線写真を撮影・読影し,チューブの位置と効果を診断する.
・ドレナージチューブが葉間に挿入されていることが推察できる三徴を理解する.
・緊張性気胸を疑った場合には,胸部単純X線撮影を待つことなく,胸腔穿刺もしくは胸腔ドレナージを施行する.
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