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特集 木本誠二教授退官記念特集
縦隔胸腔内神経原性腫瘍—42例の臨床病理学的検討
Intrathoracic neurogenic tumors: A clinicopathological study of forty-two cases
羽田野 茂
1
,
岡 厚
1
Shigeru HATANO
1
1東京大学医学部第2外科教室
pp.753-762
発行日 1968年6月10日
Published Date 1968/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407204599
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はじめに
縦隔にはいろいろの腫瘍が発生するが,われわれがもつともしばしば経験するものの一つとして神経原性腫瘍があげられる.
神経系由来の腫瘍は,脳,脊髄,腹部,その他末梢部にもみられるが,胸部においては殆んど大部分は後縦隔に発生し,多くは交感神経幹に接してみられ,他の部位に発生するものとは幾つか性格を異にする特徴がある24).
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