患者と私
患者のために医学教育の改善を
中山 恒明
1
1東京女子医科大学
pp.242-243
発行日 1966年2月20日
Published Date 1966/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407203899
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今回 臨床外科の係の方から"患者と私"というテーマで書くよう申出があつたので,平常私が考えていることを述べてみたいと思います.
最近,私がつくづくと感ずることは,日本ではいわゆる,医学者というものと,医者というものとが,ゴッチャに考えられている向があるのではないか.そしてまた医学者の方が何となく格が上であるというような観念が一般にゆき渡つているように思われる.
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