てい談
看護教育改善をはばむもの
山崎 干春
1
,
永井 敏枝
2
,
徳平 滋
3
1都庁看護課
2中央鉄道病院看護婦養成所
3文部省大学病院課
pp.2-10
発行日 1965年4月1日
Published Date 1965/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663905434
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総合看護教育をどう進めていくか
本誌 協会の要望書では,准看制度の廃止,総合看護教育という方向に持っていこうということで保健師大学などビジョンが出たわけですけれども,一方,現実の問題として,文部省では看護高校を推し進める,さらに短大という構想を打ち出しました。そうした中で看護教育のレベルアップがいわれ,一方では,准看学院の新設もあるということで,読者の側では,だいぶ混乱したものを感じているんではないか。
そこで,本日お集まりいただいた先生方に,それぞれの分野で考えられている問題点を中心にお話しいただいて,その中で,これからの方向を見定めていきたいと思うのですが。それでは山崎先生から現状の問題点について……。
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