Japanese
English
統計
静岡済生会病院における胃・十二指腸穿孔の統計的観察
A statistical survey on the perforation of the stomach and duodenum at the Shizuoka Saiseikai Hospital
岡本 一男
1
,
堀向 憲治
1
,
安部 堯
1
,
高木 啓之
1
,
岡本 晃愷
1
,
伊藤 喬広
1
Kazuo OKAMOTO
1
1静岡済生会病院外科
pp.1395-1398
発行日 1964年10月20日
Published Date 1964/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407203452
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はじめに
胃および十二指腸の急性開放性穿孔は,現在もなお死亡率の高い急性腹部疾患であるが,われわれは,静岡済生会病院において昭和25年6月より,昭和36年7月まで,11年2カ月の間に,52例を経験したので,昭和36年9月23日,第113回東海外科学会,第45回静岡外科医会および昭和36年10月22日,第14回済生会学会において,その統計的観察について発表したが,その後翌年3月までに,さらに5例を経験したので,これらをあわせて,主として胃および十二指腸潰瘍の急性開放性穿孔について,統計的観察を行なつてみたい.
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