Japanese
English
綜説
イレウス侵襲と下垂体副腎皮質(その2)
Studies on Pituitary Adrenocortical Activity in Acute Intestinal Obstruction (2nd Report)
吉葉 昌彥
1
,
榎本 茂
1
,
小島 昭三
1
Masahiko YOSHIBA
1
1日本医科大学松倉外科教室
1Matsukura's Clinic of Surgery, Nippon Medical College
pp.313-321
発行日 1960年4月20日
Published Date 1960/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407202577
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
前報では今日迄にわが教室においてイレウス時における内分泌の諸相に関して,特に脳下垂体および副腎皮質を中心としておさめ来つた諸成績について文献的考察を試みると共に,さらにそれらを基としてその後われわれの得た研究成績の中で,脳下垂体剔出のイレウス時副腎皮質ホルモンの変動に及ぼす影響,イレウスシヨツク時における血清抗利尿物質の増量とその機序に関する研究成績および血清抗利尿物質と副腎皮質ホルモンに就いて述べ来つたが,今回はさらにその後得た成績に就いて報告する次第である.
Copyright © 1960, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.