Japanese
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薬剤
肺結核手術後の疼痛に対するプレジシルの効果
Effects of Plégicil on Postoperations Pains for Surgical Treatment of Pulmonary Tuberculosis
窪沢 東
1
To KUBOSAWA
1
1国立内野療養所外科
pp.71-73
発行日 1959年1月20日
Published Date 1959/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407202309
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フランスのクランビラ社が作り出したアセチルプロマジン(Plégicil)はクロルプロマジンのクロル基とアセチル基が置き換えられ,塩酸塩からマレイン酸塩になつたもので,その薬理作用はクロプロマジンと略々同様であるが効果が大きく副作用が少いとされ,外科手術後の疼痛に対しても有効であると報告されている1)2)3).私はこの度,三共株式会社よりPlégicilの提供をうけ,昭和33年4月以降7月初旬迄に行つた肺結核手術の術後疼痛に対して試用して少数例ではあつたが多少の知見を得たのでその効果と副作用について簡単に報告致します.
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